2010年04月18日
完成した家はこんな感じ
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今年の1月に引っ越しをしました。
セルフビルドで実際どんな家ができるのか、先にお見せします。
1枚目は僕の最も気に入ってる場所です。
この曲線を出すのにとても苦労しました。
壁は輸入住宅好きの方なら憧れるドライウォールです。
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玄関から中を見たところです。
ここは最も苦労しました。1つ1つ、恐ろしいほどの手作りです。
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キッチンはアイランドにしました。
キッチンとキャビネットの間を十分にとってるので2人で同時に料理も問題なくできます。
僕も料理がすきなのでキッチンは妥協できない部分です。
食洗機を使うようになって嫁の手荒れも治ったみたいで良かったです。
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キッチンに立ってリビングを見たとこです。
正面は2400間口の大きな掃き出し窓です。
北海道のクレトイシの窓を採用しました。
断熱、気密にすぐれてるので非常に満足です!!
床はオークの無垢です。これまた125ミリの幅広でかなり気に入ってます。
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階段から玄関を見たところ。
玄関のタイルももちろん自分で貼りました。
なかなか面白いですよ!!
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トイレから玄関を見たところ。
このま〜るい天井はもう思い出して涙がでそうなくらい大変でしたよ。
でも、なかなかすばらしい仕上がりで大満足です。
照明もいい感じでしょ〜^^
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玄関から上がったところにコート掛けをつくりました。
これはなかなか役に立ってますよ!!
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ダイニングの照明。
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ベランダの手すりはこんな感じにしてみました。
なんだか牧場みたいでかわいいですよね〜w
この木はウリンというハードウッドを使ってます。
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子供たちも大喜びでパパもうれしいです。
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外観はこんな感じです。
下側はウエスタンレッドシダーの無垢サイディングを縦貼り。
これまたとんでもない手間がかかりました。
上はワンダーボード下地の塗り壁です。
これから過去の記事に出来上がるまでを書いていきます。
この家、見た目だけではなく快適に住むための工夫も沢山あります。
お楽しみに!!
また、近くにセルフビルドやってる方いたら友達になってください!
興味ある方もいつでもご連絡ください。
自分の手で作ったものは最高にかわいいですよ!
2009年08月12日
屋根を作る!!
屋根と言えば、建物の中でも非常に過酷な環境と戦わなければならない場所です。
太陽の熱、雨、風、もう全てを受け止めなければいけませんね。
最近は屋根にも通気層を設けたり、遮熱したりする会社も増えてきました。
特に太陽光発電を乗せる予定の方は雨漏りも気になりますよね。
僕が考える屋根もやはり通気層&遮熱です!!
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まず、この様に屋根タルキをちょっと加工します。
このかぎ込んだ部分が空気の通り道になります。
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谷の部分も同じです。
特に寄せ棟の屋根は通気が難しいと思いますが、このやり方なら全てのタルキの間の空気を動かすことができます。
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タルキの両サイドに胴縁を打ちます。
ここに合板を貼って、通気層の下側を作ります。
簡単そうですがかなり大変な作業です。
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そしてそこへ遮熱シートをうまいこと貼って行きます。
これが通気層&2重の防水となります。
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その上に野地合板を貼れば防水遮熱通気層を持つ、すばらしい屋根になります。
例えば、屋根材を止めるための釘は野地合板の裏側に出てます。
通常、これは室内側となりますよね。
でも釘の頭は外側にあるので外の温度を中に伝えてしまいます。
ということは結露することもありえますよね。
通気層の部分は外になります。
そういえば太陽光のパネルも屋根に容赦なくビスを打ちまくりますよね。
いくら、ブチルコーキングをやっているとは言え、永久に持つ訳でもないでしょう。
もしそんな雨漏りがあったとしても、この通気層が守ってくれるわけなんですね〜。
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上まで立派な通気層を作ったところです。
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寄せ棟でも完璧な空気の流れを作ることができます!!
そもそも、この通気層って、暖められた空気は上にあがると言う自然の法則を利用した物なので、空気を動かすのにコストはかからないわけです。
特に夏は太陽の熱は半端じゃないですから、暖められた空気はどんどん上から外に排出され下から新しい空気が入ってきます。
この動きのおかげで、外の温度を家の中に伝えないですむんですね。
特に勾配天井やロフトのある家には必須じゃないでしょうか?
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普通、夏の小屋裏はサウナみたいですがこれだけでも小屋裏で昼寝できるほど快適ですよ。
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天窓の周りは空気の動きを止めがちですがこうすればばっちり動きます!!
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軒先の納まりはこんな感じです。
壁の防水透湿シートの上側に屋根の遮熱シートがくるようにします。
これで万が一、雨漏りがしても家の中に入ってくる可能性は0に近くなります。
太陽の熱、雨、風、もう全てを受け止めなければいけませんね。
最近は屋根にも通気層を設けたり、遮熱したりする会社も増えてきました。
特に太陽光発電を乗せる予定の方は雨漏りも気になりますよね。
僕が考える屋根もやはり通気層&遮熱です!!
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まず、この様に屋根タルキをちょっと加工します。
このかぎ込んだ部分が空気の通り道になります。
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谷の部分も同じです。
特に寄せ棟の屋根は通気が難しいと思いますが、このやり方なら全てのタルキの間の空気を動かすことができます。
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タルキの両サイドに胴縁を打ちます。
ここに合板を貼って、通気層の下側を作ります。
簡単そうですがかなり大変な作業です。
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そしてそこへ遮熱シートをうまいこと貼って行きます。
これが通気層&2重の防水となります。
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その上に野地合板を貼れば防水遮熱通気層を持つ、すばらしい屋根になります。
例えば、屋根材を止めるための釘は野地合板の裏側に出てます。
通常、これは室内側となりますよね。
でも釘の頭は外側にあるので外の温度を中に伝えてしまいます。
ということは結露することもありえますよね。
通気層の部分は外になります。
そういえば太陽光のパネルも屋根に容赦なくビスを打ちまくりますよね。
いくら、ブチルコーキングをやっているとは言え、永久に持つ訳でもないでしょう。
もしそんな雨漏りがあったとしても、この通気層が守ってくれるわけなんですね〜。
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上まで立派な通気層を作ったところです。
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寄せ棟でも完璧な空気の流れを作ることができます!!
そもそも、この通気層って、暖められた空気は上にあがると言う自然の法則を利用した物なので、空気を動かすのにコストはかからないわけです。
特に夏は太陽の熱は半端じゃないですから、暖められた空気はどんどん上から外に排出され下から新しい空気が入ってきます。
この動きのおかげで、外の温度を家の中に伝えないですむんですね。
特に勾配天井やロフトのある家には必須じゃないでしょうか?
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普通、夏の小屋裏はサウナみたいですがこれだけでも小屋裏で昼寝できるほど快適ですよ。
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天窓の周りは空気の動きを止めがちですがこうすればばっちり動きます!!
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軒先の納まりはこんな感じです。
壁の防水透湿シートの上側に屋根の遮熱シートがくるようにします。
これで万が一、雨漏りがしても家の中に入ってくる可能性は0に近くなります。
2009年08月07日
建て方!!
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いよいよ建て方の日です!!
友達の大工さんに沢山集まってもらいました!!
クレーンを使って、パネルを組み立てていきます!!
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白い壁の面材はモイスです。
合板よりも透湿性があり、強度もあります。
このモイス、土に返ることもできるので健康にも良さそうですよね。
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これは2階の床ネタと合板の間に貼付ける遮音テープです。
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このように1本1本、貼っていきます。結構手間がかかりますね。

ここまでいったらネタボンドは使わずに合板を貼っていきます。

なんだかんだで暗くなるまでがんばってなんとかクレーン作業は終わりました!!!
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こんな感じで〜す!!
2009年08月05日
床作る
土台が終わったら、床ネタを作ります。
最近はネタレスと言って土台の上に直接合板を貼るタイプが多いですが、その分大引も増えるし鋼製束も沢山使うことになるので僕は210(ツーバイテン)をネタとして使いました。
これをすると1階の床が高くなるという部分もありますが断熱材も沢山入れることができるので僕はありだと思ってます。
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側ネタと呼ばれるのが外周にまわってるものです。
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ネタを並べてブロッキングをいれれば完成です。
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あとは合板を貼れば床の完成です。
通常はここでスタイロフォームなどの床下用断熱材を入れてから合板を貼るんですが、それだともし雨が降ったときに合板と断熱材の間に水分がはいりこんで、カビや腐敗の原因にもなりかねません。
なにより、隙間なく施行するのが大変難しいので、断熱の機能としてはちょっと?な部分もありますね。
最近は住宅エコポイントの関係で厚さも80ミリ以上ある家も増えてきましたが25ミリ〜50ミリが一般的です。
で、僕の家では床下にも発砲ウレタンを使います。
隙間なくしかも210の厚さ分充填できるのが魅力ですね。
結果床下の断熱材の厚さは20センチ以上です!!!
これは期待できますよ〜!!
最近はネタレスと言って土台の上に直接合板を貼るタイプが多いですが、その分大引も増えるし鋼製束も沢山使うことになるので僕は210(ツーバイテン)をネタとして使いました。
これをすると1階の床が高くなるという部分もありますが断熱材も沢山入れることができるので僕はありだと思ってます。
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側ネタと呼ばれるのが外周にまわってるものです。
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ネタを並べてブロッキングをいれれば完成です。
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あとは合板を貼れば床の完成です。
通常はここでスタイロフォームなどの床下用断熱材を入れてから合板を貼るんですが、それだともし雨が降ったときに合板と断熱材の間に水分がはいりこんで、カビや腐敗の原因にもなりかねません。
なにより、隙間なく施行するのが大変難しいので、断熱の機能としてはちょっと?な部分もありますね。
最近は住宅エコポイントの関係で厚さも80ミリ以上ある家も増えてきましたが25ミリ〜50ミリが一般的です。
で、僕の家では床下にも発砲ウレタンを使います。
隙間なくしかも210の厚さ分充填できるのが魅力ですね。
結果床下の断熱材の厚さは20センチ以上です!!!
これは期待できますよ〜!!
2009年08月04日
土台
いよいよここからがマイホームのセルフビルドです。
今年は雨がこれでもかというくらい降ってもう本当に半泣きです(泣
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この黒いものは基礎パッキンというものです。
通常は基礎に風窓がついてるんですがあれはどうしても空気の動かない場所ができてしまい床下の通気が十分にできないことがあります。
これは土台の下側すべてに隙間があるので能率よく床下の通気ができます。
でも、まだ比較的新しいものなので耐久性の面で不安を言う人もいます。
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404の土台にドリルで穴をあけてボルトに固定していきます。
以前は座掘りするタイプが多かったんですが最近はスクリューワッシャといってナットと座金が一体になったものが主流です。
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土台完成!!
最近の家はネタレスといって土台の上に28ミリの合板を貼るのが主流です。
でも僕は鋼製束がどうしても好きになれないんですよね....
だからネタを210(ツーバイテン)で組むことにしました。
今年は雨がこれでもかというくらい降ってもう本当に半泣きです(泣
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この黒いものは基礎パッキンというものです。
通常は基礎に風窓がついてるんですがあれはどうしても空気の動かない場所ができてしまい床下の通気が十分にできないことがあります。
これは土台の下側すべてに隙間があるので能率よく床下の通気ができます。
でも、まだ比較的新しいものなので耐久性の面で不安を言う人もいます。
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404の土台にドリルで穴をあけてボルトに固定していきます。
以前は座掘りするタイプが多かったんですが最近はスクリューワッシャといってナットと座金が一体になったものが主流です。
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土台完成!!
最近の家はネタレスといって土台の上に28ミリの合板を貼るのが主流です。
でも僕は鋼製束がどうしても好きになれないんですよね....
だからネタを210(ツーバイテン)で組むことにしました。
2009年07月09日
基礎
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改良が終わったらいよいよ基礎工事。
砕石〜捨てコンクリート〜仮設トイレもばっちり!!
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捨てコンを打ったら、型枠です。
通常、基礎天にはレベラーというものを使って平にするんですが、僕はレベラーが嫌いなので(笑)一発仕上げでお願いしました。
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型枠の中に面木がつけられてます。
これは、サイディングをかっこ良く、仕上げるための秘密兵器です。

完成した基礎はこんな感じです。
なにやら端の方に段差がついてますね。
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これが基礎の断面図。
普通はサイディングの下側に水切り板金がつきます。
でも、僕はどうしても付けたくなかった......
で、基礎の形自体を板金みたいにしちゃいました。
さぁ、これがうまくいくのか!!
2009年06月11日
地盤改良
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マイホームのセルフビルドの日記です。
我が家の土地はとっても粘土質でやっぱり地盤改良が必要でした。
柱状改良と呼ばれてるもので深さは約6m、本数は50本近く必要でした!!(泣
直径60センチの穴にセメントをまぜながら柱を作ります。
ま〜さすがにこれはセルフという訳にはいきませんでしたね〜
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これで完成。
これからやっと基礎工事にかかれる訳ですね。